世界1位を破って日本勢初のGS優勝

　カーリングのグランドスラム（GS）、カナディアン・オープン女子決勝が15日（日本時間16日）にカナダ・カムローズで行われ、2018年平昌五輪銅メダル、2022年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが世界ランク1位のチーム・エイナーソン（カナダ）を5-3で破り、日本勢としてGS初優勝を果たした。メンバーの吉田知那美はインスタグラムで、優勝後に見られた決定的瞬間を紹介。ファンから「泣きそう」「記録にも記憶にも残るシーン」といった反響が寄せられている。

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　ようやく、その瞬間が訪れた。日本勢初のGS制覇で優勝トロフィーを手にしたロコ・ソラーレ。スキップの藤澤五月は目を閉じて、そっとトロフィーにキスした。その姿を見つめたメンバー。ロコ・ソラーレが待ち望んでいた歓喜の儀式だった。

　サードを務める吉田知那美は自身のインスタグラムに写真を公開。日本語と英語で「ついに、さっちゃんがグランドスラムのトロフィーにキスをした」と待望の瞬間が訪れたことを紹介した。ファンからも祝福の声が殺到。「泣きそう」「ひゃー凄い」「よーやったな」「記録にも記憶にも残るシーンですね」「ナイスキス」「ついに憧れのお相手に」といったコメントが集まっている。

　ロコ・ソラーレはこれまでGSではベスト4が最高成績。日本勢としてはフォルティウス（北海道銀行）が2019年マスターズで準優勝していたがこれを上回る快挙で、また日本カーリング界に新たな歴史を刻んだ。