宮原知子は68.95点

　平昌五輪は11日、フィギュアスケート団体予選が行われ、最終種目の女子シングルのショートプログラム（SP）で宮原知子（関大）は68.95点で4位に入り、7点を獲得。チーム合計26点の総合4位でフリー進出を決めた。世界女王エフゲニア・メドベージェワ（OAR）が世界歴代最高の81.06点をマークし、SP1位となった。

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　全日本女王が初の五輪を舞った。宮原は冒頭の3回転ルッツ―3回転トウループを着氷させ、表現力豊かな演技でファンを魅了。3回転ループ、2回転アクセルも着氷させた。しかし、回転不足を取られて得点は70点に届かず、68.95点にキスアンドクライに笑顔はなかったが、演技終了時点でフリー進出を決めた。

　日本は新種目となった前回ソチ大会で5位に終わり、メダルを逃した。今大会は世界王者・羽生結弦（ANA）が右足首の故障の影響から欠場となったが、宇野昌磨（トヨタ自動車）が男子シングルで1位を獲得するなど奮闘。前半2種目を終えて3位につけると、この日のアイスダンスで村元哉中、クリス・リード組が5位となり、女子シングルにつないでいた。

　フリーで悲願のメダル獲得を目指す。

＜日本団体予選結果＞

男子シングル　宇野昌磨　1位（10点）

ペア　須崎海羽、木原龍一組　8位（3点）

アイスダンス　村元哉中、クリス・リード組　5位（6点）

女子シングル　宮原知子　4位（7点）