試合後のネリの言葉を米記者が紹介「対戦を望んでいるようだ」

　ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦が26日（日本時間27日）、米コネチカット州アンカスビルで行われ、前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリがWBC世界スーパーバンタム級6位アーロン・アラメダ（ともにメキシコ）に判定勝ち。2年7か月ぶりに世界王座返り咲きを果たした。試合後にはWBA同級レギュラー王者のブランドン・フィゲロア（米国）との対戦を希望したようだ。

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　ネリは25戦全勝（13KO）のアラメダとの一戦で苦戦。10回にはボディー、アッパーで攻めらえれて手数が減少するなどピンチも迎えたが、序盤からポイントを重ねて3-0の判定勝ち。王座返り咲きを果たした。

　試合後、ネリは早くも次戦を見据える発言をしたようだ。米経済誌「フォーブス」のボクシング担当、ヨシュ・カツォビツ記者は自身のツイッターに「ルイス・ネリは記者に対し、次戦はブランドン・フィゲロアとやるかもしれないと言った。どうやらネリは、その対戦を望んでいるようだ。『この階級の誰も恐れていない』と言った」とつづっている。

　バンタム級では度重なる体重超過など問題を起こしてきたネリだが、スーパーバンタム級の王座獲得でプロ31連勝。悪童の次戦にも注目が集まる。