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「ご飯だけ」「パンだけ」では足りない ジュニア選手が朝ごはんで摂るべき栄養素

休日は子どもたち自身で朝食を準備するように役割を与えるのも手

 理想をいえば、さらに野菜も摂りたいところですが、作る親御さんも食べる子どもたちも、少々ハードルが高いと感じるようです。それでも、「朝は忙しいから野菜まで出せない」「出してもどうせ食べないから」と諦めず、食べられる工夫を続けることが大切。例えば、ミニトマトやゆでたブロッコリーなど、一口二口で食べられる野菜をちょっと添える、あるいは野菜ジュースを出すだけでもよいです。野菜のたくさん入ったみそ汁やスープを前日の夕食に多めに作って朝食に出せれば上出来です。

 また、「いつも家を出るギリギリまで支度がかかる」「朝はぼーっとしていて食欲がみられない」などと、朝食を食べられない場合、食べるための努力(工夫)も必要です。

 例えば、起床後に歯を磨いたらまず水を飲む、または整理体操やストレッチをします。すると血行が促され、胃や腸が活発に働き始めて、食欲のスイッチが入ります。そして、時間に余裕を持って起きること。朝起きられるかどうかは、就寝時間が大いに関係するので、夜更かしをしない生活を促しましょう。

 また、学校が休みの日は子どもたち自身で朝食を準備するよう、役割を与えてあげるのも手。

 以前、中学校で行った講演会で、「自分で用意できる朝食を考えてみよう!」と課題を出すと「インスタントのポタージュスープ」「スムージー」「シリアル」など、今どきの女子中学生が好きそうなメニューが出てきたり、男子学生さんからも「オムレツを作ってみたい!」といった積極的な意見が聞かれたりしました。

「主食(ご飯やパンなど)とタンパク質の摂れる朝食ってどんなものがあるかな?」などと、子どもたちに問いかけ、自分で考えながら作ってみることを提案してみてください。ソーセージを茹でてホットドッグにする、食パンにチーズをのせてチーズトーストにするなど、簡単なもので全然OK。朝食を積極的に食べるきっかけになるだけでなく、食べ物に興味を持つきっかけにもなりますよ。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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長谷川直子

管理栄養士、公認スポーツ栄養士。09年から新潟を拠点にJリーグのアルビレックス新潟・栄養アドバイザーとして、選手、家族向け栄養セミナーの実施、メニュー作成や調整、個別の食事相談などを担当する。そのほか、スポーツ指導者向け研修会、小中学校でのスポーツと食の講演会、新聞・雑誌の監修やラジオ出演など幅広く活躍。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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