コラムの記事一覧
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被災地から日の丸へ― 元バスケ日本代表戦士が故郷で果たした“夢の出会い”
2017.11.28バスケットボールの元日本代表・渡邉拓馬氏が26日に福島市内の松川小で行われた「東北『夢』応援プログラム」に出演した。地元・福島出身で、Bリーグ・アルバルク東京など日本のバスケ界の第一線で活躍した名シューターは、「松川スポーツ少年団ミニバスケットボール部」の男女32人に直接指導。1年間にわたる長期指導の第1回として「夢宣言」を行い、第一歩を踏み出した。
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50m走で1.2秒短縮も 元五輪ランナーが小学生と挑戦する「480キロの遠隔指導」
2017.11.27陸上のアテネオリンピック1600メートルリレー代表で4位入賞した伊藤友広氏が25日に岩手・宮古市内の高浜小で行われた「東北『夢』応援プログラム」に出演した。4月から始まった1年間のかけっこ指導の中間発表を実施。50メートルの測定で1.2秒も縮めた子供が現れるなど、早くも驚きの成長を見せている。
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「NBAに最も近い日本人」の現在地 八村塁、現役NBA選手が見た“未来予想図”とは?
2017.11.26日本バスケットボール界期待の星、ゴンザガ大の八村塁(2年)は米国挑戦2年目を迎え、確実な成長を遂げている。今季は開幕5試合終了時点で、平均出場時間18.4分、7.2得点、4.8リバウンドをマーク。全米大学バスケットボール(NCAA)を代表する強豪ゴンザガ大は4勝1敗の好スタートを切ったが、「Rui Hachimura」も大きく貢献していたと言っていい。
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井上尚弥は米国でスターになれるのか 現役世界王者が語った“Fear Factor”の必要性
2017.11.26ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は、来年2月に計画されている「Superfly2」に出場を熱望されていることからも分かる通り、すでに米国のボクシングファンからも認められている。米ケーブルテレビ局「HBO」のバックアップも強力。多くのメディアが発表する総合ランキングのスーパーフライ級バージョンを見ても、“The Monster”を1位か2位にランクしているはずだ。
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「絶対に逃げないで」― 元日本代表GK土肥洋一氏が被災地で説いた“真剣のススメ”
2017.11.24公益財団法人東日本大震災復興支援財団は、東北の子供たちを対象に、アスリートやプロの指導者らが約1年間指導する機会を提供する「東北『夢』応援プログラム」を立ち上げ、復興への支援を続けている。
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歴史は1986年から始まった― 日本サッカー界とアル・ヒラルの因縁
2017.11.23「サウジアラビア(アル・ヒラル)は優勝を義務づけられている。だから一番弱そうな日本戦で最初に弾みをつけようと考えていたんでしょうね」――(前田秀樹=古河電工、元日本代表)
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井上尚弥、米国も待ち望む再上陸 勝負の2018年に「モンスター」に課せられた使命
2017.11.23世界のボクシングファンから注目を集めるWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)にとって、2017年は収穫の多い年になった。9月に待望の米国デビューを果たし、アントニオ・ニエベス(米国)に6回TKO勝ち。東洋の“The Monster”がついにベールを脱ぎ、米国再上陸も望まれている。12月30日に横浜文化体育館で行われるヨアン・ボワイヨ(フランス)との7度目の防衛戦をクリアすれば、再び米国行きの話が具体化しそうだ。
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首位快走の“緑の名門”にアービングあり 「ベストプレーヤー」に求められる責務
2017.11.16NBAで現在、リーグ最高勝率で首位を走るのがボストン・セルティックスだ。オフにエースのアイザイア・トーマスをトレードするなどテコ入れを行った中、開幕2連敗の後に破竹の13連勝。戦力ダウンの懸念をはね除ける快進撃の中心には、間違いなく新司令塔のカイリー・アービングがいる。
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村田諒太、“ミドル級スーパー・スターウォーズ”に殴り込み 待ち受ける次のシナリオは
2017.11.13「“ミラクルマン”がミドル級戦線に復帰」———。11月12日(現地時間11日)、ニューヨークのロングアイランドにあるナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにて、元WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米国)の復帰戦が行われた。
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村田諒太を世界の猛者はどう見るのか “奇跡の男”が語った「MURATA」の可能性
2017.10.29ボクシングの2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)は、10月22日に行われたアッサン・エンダム(フランス)とのWBA世界ミドル級タイトルマッチでTKO勝ち。新チャンピオンの座に就いたことで、「MURATA」の名が世界の猛者たちの耳にも入ったのは間違いない。では、現役ボクサーには村田の現在地はどのように映っているのか。元WBA世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(米国)は「新たに鍵となる選手が誕生した」と語り、「真のワールドクラスのファイターと戦った時、彼の真価が測られるだろう」と分析する。
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「浦和でレッズが宝物になった瞬間だった」 元日本代表FWが目撃した涙の決勝ゴール
2017.10.25「"サッカーの街"浦和でレッズが本当に宝物になった瞬間だった」――森山泰行(元名古屋グランパスエイトほか/現・浦和学院高校監督)
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「1発目のタックルに気持ちを」 ラグビー元日本代表主将が石巻工へ「花園」の願い
2017.10.20第97回全国高校ラグビーフットボール大会宮城県予選の準決勝2試合が18日に宮城県サッカー場で行われた。この日、石巻工業の決勝進出を強く願っている選手たちがいた。ラグビートップリーグのキヤノンイーグルスに所属する菊谷崇と天野寿紀だ。
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“内村不在”で示した日本の底力 「個人総合の白井」と「新技・ミヤチ」の可能性
2017.10.12体操の世界選手権(カナダ・モントリオール)は、男子のエース・内村航平(リンガーハット)が個人総合予選で途中棄権し、連覇が「6」で途絶えるという波乱を呼んだが、白井健三(日体大)が初出場の個人総合で銅メダルを獲得。種目別のゆかと跳馬の金メダルを合わせ、3つのメダルを獲得するなど、躍進した。「ひねり王子」と呼ばれる21歳の凄さはどこにあるのか。そして、日本男子の今後は――。前回の女子に続き、元日本代表の岡部紗季子さんに聞いた。
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阪神を足から変えた“走りのプロ”の革命 選手も驚き「もう10年早く知りたかった」
2017.10.12プロ野球で今シーズン、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした阪神。金本知憲監督の下、2位に入り、就任2年目にして初のプレーオフに駒を進めたタテジマ軍団だが、その裏で“虎の足”から躍進を支えた人物がいる。秋本真吾氏(35)。元陸上のトップハードル選手である。
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日本サッカーの弱点をいかに補うか 歴代代表監督の言葉以上に求められる協会の指針
2017.10.05「お前は大きくないから、まともにぶつかれば負ける。でもその代わり動けるんだから、シンプルにボールを動かして、どんどんスペースへ出ていけば、相手は嫌がるんだ」――イビチャ・オシム
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五輪出場権獲得のフィギュア北朝鮮ペア、日本で明かしていた“日常”と“笑顔”
2017.09.30フィギュアスケートのネーベンホルン杯(ドイツ・オーベルストドルフ)は29日、五輪最終予選を兼ねて行われ、北朝鮮ペアが平昌五輪の出場権を獲得した。北朝鮮が来年の平昌五輪で出場権を獲得するのは、全競技を通じて初。一躍、脚光を浴びる存在となった男女は、今年2月に札幌で行われた冬季アジア大会に出場し、“日常”を明かしていた。