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「いろんな人に何を言われようと…」 本田真凜、強行出場の裏に信念 涙の2分50秒で溢れた感謝

全日本選手権は9年連続の出場。周囲への感謝を込めた演技だった【写真:矢口亨】
全日本選手権は9年連続の出場。周囲への感謝を込めた演技だった【写真:矢口亨】

「いろんな人に何を言われようと…」示したかった感謝の演技

 2歳からスケート靴を履き、2016年には世界ジュニア女王にもなった。「スケートをしていたからこそ幸せなこともたくさんありましたし、逆に苦しいことだったり、いろいろあった」。11月の東日本選手権で総合5位となって出場権を得たが、先週の練習で右骨盤を痛めた。くじけそうになっても、支えてくれた人に演技で感謝を伝えたい信念があった。

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「私のことを知らない人、いろんな人に何を言われようと、自分のことを応援してくださっている方に思いを込めて全力で演技できた。頑張ってこられたなと思いますし、勇気を出させて下さって、ここまで頑張らせて下さったたくさんの方に感謝しているという気持ちが伝えられたらいいなって。その気持ちだけで頑張れました」

 今後については「話せることは今はない」と明言しなかった。

「今は競技者として大会に出場している自分に、一番輝けている場所かなと感じているんですけど、全く点数にとらわれず、自由にのびのびお客さんに楽しんでもらえるように滑っている自分も好き。全日本が終わってからも氷に乗り続けて、沢山新しいことを練習していきたい」。確かなことは本田がスケートを愛する心を失わず、諦めず継続したこと。日本最高峰の大会に9年連続で出場した事実が、それを証明している。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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