日本が「ラグビー先進国になるチャンス」 W杯“再誘致”の勝算、協会新会長が語る夢
土田会長が大切にしている夢を共有する力
このようなビジネスマンとしての視点を持ちながらも、土田会長が大切にしているのは、やはりラグビーへのパッションであり、どれだけ多くの人たちと、夢を共有できるかだ。
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「ワールドカップ招致のメンバーを誰にしようかという話は、もうしています。第三者委員会で組織を作ってもらい、協会理事会で議論していくことになるでしょう。でも、最近はガバナンスが大事だと審議に時間をかけていますよね。確かにそうです。でも、先のことを夢語るようなことをしないと、なかなか難しいこともある。ワールドカップを呼んでくる。そのためには、代表強化がすごく大事になるし、就任挨拶でも話したように協会が世界一にならないといけない。こういう取り組みをはっきりと発表しながら、日本ラグビーを変えていくことが必要だと思います」
ライバルとして、仲間として、ともに戦い続けてきた平尾さんを失ったが、物語は終わらない。日本代表はさらなる高みへ。日本でもう一度、世界の祭典を開く。
2人の少年が出会ったあの夏の日から、楕円球の夢は膨らみ続けている。
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(吉田 宏 / Hiroshi Yoshida)
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