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「不破(聖衣来)さんを超えたい」大学女子駅伝に現れた黄金ルーキー 漂う大物感、打ち明けた野望「4年間のうちに」――名城大・木村真桜

第44回全日本大学女子駅伝(弘進ゴムアスリートパーク仙台発着、6区間38.0キロ)は25日、午後0時10分号砲で全27チームによって争われ、名城大が7連覇を達成した2023年以来3年ぶり9度目の優勝。2時間2分21秒の大会新記録だった。強いインパクトを残したのは、エース区間の5区(9.2キロ)を走った木村真桜(1年生)。学生最強ランナー、大東文化大のサラ・ワンジル(4年)らを抑える区間賞だった。

区間賞を獲得した木村【写真:山下大貴】
区間賞を獲得した木村【写真:山下大貴】

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 第44回全日本大学女子駅伝

 第44回全日本大学女子駅伝(弘進ゴムアスリートパーク仙台発着、6区間38.0キロ)は25日、午後0時10分号砲で全27チームによって争われ、名城大が7連覇を達成した2023年以来3年ぶり9度目の優勝。2時間2分21秒の大会新記録だった。強いインパクトを残したのは、エース区間の5区(9.2キロ)を走った木村真桜(1年生)。学生最強ランナー、大東文化大のサラ・ワンジル(4年)らを抑える区間賞だった。

 杜の都で鮮烈な大学駅伝デビューを飾った。

 トップでタスキを受けた木村は、序盤から快調にピッチを刻んだ。50秒差で発進した大東大のサラ・ワンジル(4年)に追い上げられるどころか、逆に突き放した。28分50秒で区間賞を獲得。エース区間の5区を託され、3年ぶりの優勝に大きく貢献した。

 堂々たる走りだったが、優勝会見では「走る前は正直、サラさんに追われるのは不安というか怖い気持ちもあった」と吐露。「襷に込められたみんなの思い、支えてくださる方々への思いがきつい時や不安な気持ちがあった中で、自分の背中を押してくれた。区間賞という形でチームに貢献できたのは良かった」と胸をなで下ろした。

 ネット上の陸上ファンも「末恐ろしい……これからの成長に大注目です」「まだ1年生か…」「木村真桜まじか 不破以来の衝撃」など驚きの声を上げ、瞬く間にその名が知られることになった。

 茨城キリスト高時代は全国高校駅伝で3年連続1区を走ったが、思うような結果を残せず。名城大に進学後、日本インカレ1万メートルでワンジルに次ぐ2位に入るなど、急成長している。そのポテンシャルを誰よりも認めているのが米田勝朗監督だ。

 レース前、木村に「好きなように走っていいよ」と伝えていた。それには、意図があった。実は1週間前から膝裏に痛みがあり、最悪の場合はレースをやめる可能性も想定していたという。

「敢えて私が細かい指示を出してもどうせ聞かないと思う。聞くタイプではないので」と笑いながら、こう明かした。

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