16日の米国戦に10-7で勝利

　北京五輪は16日、カーリング女子1次リーグが行われ、日本代表（ロコ・ソラーレ）が米国に10-7で勝利。通算成績を5勝3敗とし、準決勝進出に王手をかけた。SNS上では、敗れた米国からもロコ・ソラーレを称賛する声が寄せられている。

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　負けられない一戦で勝利をもぎ取った。リードして迎えた第7エンド（E）にで4失点。7-7の同点に追いつかれたが、第8、第9Eで10-7と再びリードを奪い、米国がコンシード（試合終了前に相手の勝利を認める）したことで1次リーグ5勝目となった。

　終盤までもつれた一戦をものにしたロコ・ソラーレに、SNS上では米国からも称賛が寄せられた。米メディア「ホットエアー」のジャズ・ショー記者は自身のツイッターで「米国やカナダに比べると日本の女子はどうしてこんなにカーリングが上手いのだろう」と投稿した。

　米ニューヨークを拠点に活動するサッカー代理人、ロン・ワックスマン氏も「喜びにあふれた日本女子カーラーの笑顔を見るのは素晴らしいね」とツイッターに記し、日本の雰囲気の良さに着目していた。

　ロコ・ソラーレは17日にスイスと対戦する。スイスはここまで7勝1敗。6勝2敗のスウェーデンとともに準決勝進出を決めている強豪だ。ロコ・ソラーレは勝てば自力での4強進出が決まるが、負ければ敗退の可能性も出てくる大一番となる。