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小宮 良之の記事一覧

小宮 良之

1972年生まれ。大学卒業後にスペインのバルセロナに渡り、スポーツライターに。トリノ五輪、ドイツW杯を現地取材後、2006年から日本に拠点を移す。アスリートと心を通わすインタビューに定評があり、『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など多くの著書がある。2018年に『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家としてもデビュー。少年少女の熱い生き方を描き、重松清氏の賞賛を受けた。2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を上梓。

  • 失ってはいけない敗者へのリスペクト 激闘後の「勝者の振る舞い」にサッカー選手の本質が表れる

    2023.12.16

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。連載最終回のテーマは「勝者の振る舞い」。ピッチ上でお互いの意地がぶつかり合う試合では、双方の選手が熱くなり過ぎる光景が見られる。時には勝者が敗者を煽る仕草を見せることもあるが、相手への敬意を欠いた行為は自らの首を絞めることになると警鐘を鳴らす。

  • 天才レフティーも認めた久保建英の「CREMA」 10代で何度も逆境に直面、克服し増した“深み”

    2023.12.01

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は選手が少年時代の才能を伸ばす難しさについて。バルセロナでの育成年代から天才と言われた久保建英。誰もが認める天賦の才の持ち主だが、その後に何度も訪れた試練を乗り越え成長し続ける姿にこそ、フットボーラーとしての真の凄さがある。

  • 「チームのため」という十字架を背負うな 世界の名ストライカーに共通、ゴール量産に必要な素養

    2023.11.11

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は毎試合、ゴールを決めることが要求されるストライカーに適した素養について。「育てられない」と言われる背景にある、ゴールを奪うための感覚的な部分について考察する。

  • サッカー日本代表、アジアで異彩放つ「個性」 韓国やイランも圧倒した伝統の力と「名手の系譜」

    2023.10.03

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は各国代表チームに脈々と受け継がれる伝統的スタイルについて。今夏行われたU-17アジアカップで見事に優勝した日本は、攻撃的なサッカーで相手を圧倒。技術とスピードに組織を掛け合わせるプレーは、日本の個性としてアジアで異彩を放っている。

  • なでしこJは優勝以外「意味がない」のか W杯の戦いを海外絶賛、結果論に偏る日本の風潮に警鐘

    2023.09.01

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は7月から8月にかけて開催された、女子ワールドカップ(W杯)でなでしこジャパン(日本女子代表)が見せた戦いについて。ベスト8で敗れたものの、スペクタクルな内容だったと称える一方、「勝ち続けなければ意味がない」と選手に言わせてしまう風潮に警鐘を鳴らしている。

  • 10代サッカー選手の欧州挑戦が増える背景 レアル中井卓大らが研鑽、日本にない“成長”の選択肢

    2023.08.04

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回のテーマは、近年の日本サッカー界で増え続けている10代選手の海外進出についてだ。欧州各国リーグの有力クラブが持つセカンドチームをはじめとした下部組織が、若き才能の成長に与える影響力について考察した。

  • 東大入学より険しいプロサッカー選手の道 才能より大切な鍛錬と「自分の武器」を考え抜く力

    2023.07.11

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回はアンドレス・イニエスタを生んだ名門バルセロナや、今季レアル・ソシエダで輝いた久保建英らを例に、プロサッカー選手として成功する選手たちの共通点を探る。

  • 恩師オシムに再会するのが「怖かった」 プロ20年目、37歳の水野晃樹が今もJ3で戦い続けるワケ

    2023.07.06

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将からの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。最終回となる今回は、10チームを渡り歩いたプロキャリアでの原動力について明かした。(取材・文=小宮 良之)

  • セルティック移籍に「後悔はない」 怪我に泣いた2年半、水野晃樹が間近で見た中村俊輔の凄さ

    2023.07.02

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将イビチャ・オシムからの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。

  • なぜ、水野晃樹はオシムに愛されたのか コーチを咎めた「分からずに叱るな」の言葉にあった答え

    2023.06.29

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将イビチャ・オシムからの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。

  • 「お前はジダンのつもりか!?」 月給9万の高卒1年目、水野晃樹が名将オシムに出会えた幸運

    2023.06.25

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将からの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。第2回では清水商からギリギリでプロ入りを果たした水野が、今も忘れられないイビチャ・オシム監督からの叱責や練習中の光景を振り返った。(取材・文=小宮 良之)

  • 名門・清水商の練習は「地獄」 高校まで無名の水野晃樹、挫折から這い上がったプロ人生の原点

    2023.06.20

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将からの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。第1回ではプロでの成功の土台が築かれた、名門高校時代の原点を追った。(取材・文=小宮 良之)

  • 三笘薫と久保建英に共通する資質とは? 敗北を許さぬ言動、スター性の裏にある不屈の精神

    2023.06.02

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は現在の日本サッカーのシンボルとも言える2人の選手を例に、世界を舞台に戦う上で持つべき内面の強さについて持論を展開した。

  • 儚き10代のサッカーセンス 年齢を重ね不意に消える「上手さ」、逸材の未来を分けるものとは

    2023.05.02

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。日本でも高校・ユース年代から突出したパフォーマンスを見せる選手は、将来のスター候補として脚光を浴びるが、プロ入り後に消えていく才能も少なくない。その成否を分ける分岐点はどこにあるのか。世界的な名選手を例に、上手さだけでは生き残れないと指摘している。

  • 世界のサッカーで日本の“常識”は通用しない 海外挑戦する選手が磨くべき国際感覚

    2023.04.01

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回は日本と海外における行動規範の違いについて。世界に飛び出して戦う選手には、ピッチ内外において日本の“常識”が通用しないことを念頭に置いて戦う必要がある。

  • 「日本人指導者がダメってことはない」 コーチ10年目、元日本代表FWが挑む新たな戦い

    2023.03.07

    全国高校サッカー選手権で2度頂点に立ち、プロ入り後も公式戦通算367試合84得点をマークしてJ1リーグ優勝も経験。日本代表にも選出された北嶋秀朗(44歳)は、開幕30年を迎えたJリーグの歴史にその名を刻むストライカーの1人だ。サッカーへの情熱を燃やしながら歩んできた道と、指導者としての今を描くインタビュー。最終回では2014年から指導者の道に進んだなかで、Jクラブのトップチームコーチを務める上で大切にしてきたこと、そして今季からクリアソン新宿のヘッドコーチとなり、S級ライセンスの取得を目指す新たな挑戦に向けた想いを聞いた。(取材・文=小宮 良之)

  • トルシエから「いきなりビンタされて…」 北嶋秀朗が日本代表の練習で受けた衝撃

    2023.03.01

    全国高校サッカー選手権で2度頂点に立ち、プロ入り後も公式戦通算367試合84得点をマークしてJ1リーグ優勝も経験。日本代表にも選出された北嶋秀朗(44歳)は、開幕30年を迎えたJリーグの歴史にその名を刻むストライカーの1人だ。サッカーへの情熱を燃やしながら歩んできた道と、指導者としての今を描くインタビュー。今回は2000年のアジアカップ日本代表に初招集された当時を振り返る。“赤鬼”と呼ばれたフィリップ・トルシエ監督から熱血指導を受け、日本のトップ選手と一緒にプレーしたことで、選手として新たな発見があったという。(取材・文=小宮 良之)

  • 多様性は「好き勝手にしていい」ではない スポーツ選手が持つべき相手へのリスペクト

    2023.02.28

    スペインサッカーに精通し、数々のトップアスリートの生き様を描いてきたスポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」に寄稿。世界で“差を生む”サッカー選手は、どんな指導環境や文化的背景から生まれてくるのか。今回はスペインで議論を呼んでいるレアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを巡る騒動を例に、スポーツ選手が持つべき倫理観や相手へのリスペクトについて持論を展開した。

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