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大橋悠依、涙の理由は“初の”重圧 平井HCが愛弟子へエール「本当の強さが求められる」

五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳は、開幕した21日から熱戦が繰り広げられている。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。大会第4日(24日)の競技終了後、日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC)が銀メダル2個となった前半戦を総括した。

女子200メートル個人メドレーに出場した大橋悠依【写真:Getty Images】
女子200メートル個人メドレーに出場した大橋悠依【写真:Getty Images】

日本代表ヘッドコーチが前半戦総括、松元と瀬戸の銀2個、大橋は失格で涙

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳は、開幕した21日から熱戦が繰り広げられている。個人種目で金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。大会第4日(24日)の競技終了後、日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC)が銀メダル2個となった前半戦を総括した。



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 日本勢は23日に男子200メートル自由形で松元克央(セントラルスポーツ)が銀メダルを獲得した。この種目では五輪、世界選手権を通じて日本人初のメダリストが生まれる快挙。今大会チーム第1号のメダルとなった。24日は男子主将でエースの瀬戸大也(ANA)が男子200メートルバタフライで自己ベストを0秒17更新する1分53秒86の好タイムをたたき出し、銀メダルで続いた。平井HCは一定の手応えを得たという。

「初めてのメダルっていうのはチームに勢いもつきましたし、(松元は)鈴木陽二コーチが指導しているということを含めても、来年の東京五輪でのメダル、もしかしたら金メダルを狙えるんじゃないかと期待が膨らむような内容だった。その2人の内容がよかった」

 前回2017年のブダペスト大会では、前半戦で女子200メートル個人メドレーの大橋悠依(イトマン東進)が銀メダルに輝いてブレイクした。しかし、今大会は同種目の決勝(22日)で背泳ぎから平泳ぎへのターンをした後、通常1回までのドルフィンキックを2回したと判断され、泳法違反で失格。大本里佳(イトマン)は5位だった。

 大橋の自己ベストは2分7秒91、今回の銀メダルは2分8秒60。前回メダリストが同一種目出場で期待が高かっただけに、2大会連続表彰台を逃したことを平井HCも悔やんだ。

「前回獲れていたメダルが獲れなかった。大橋も(失格)、大本選手も5位。そこが誤算というか、記録の上で考えると、自分のタイムで泳げばメダルを獲れたところだったので、もったいないことをしたなと思いました」

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