WBC準決勝

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は20日（日本時間21日）、米マイアミのローンデポ・パークで準決勝が行われ、日本はメキシコに6-5で逆転サヨナラ勝ちした。連覇した2009年第2回大会以来、14年ぶりの決勝進出。最後は1点を追う9回無死一、二塁から不振の村上宗隆がサヨナラ2点適時打を放った。21日（同22日）の決勝で前回王者・米国と対戦する。

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　9回に逆転の口火を切る二塁打を放った大谷翔平投手は試合後、インスタグラムを更新。村上との2ショット写真を掲載した。「あと一つ」と日本語で記した上で「What a game!!　What a swing Mune!!　What a pitching performance Sandy!!（なんてゲームだ！　なんてスイングだ、ムネ！　なんてピッチングだ、サンディー！）」とサヨナラ打を打った村上と好投したエンゼルス同僚のメキシコ先発サンドバルを称えた。

　すると、これにサンドバルが反応した。コメント欄で「ショウ、ありがとうな。今夜は泣き寝入りするよ」と嘆き節で返信。これまで大谷のインスタに定期的にイジリコメントを入れて話題になっていた親友は、この日もユーモアも交えながら感謝を記した。5回途中無失点6奪三振だったサンドバル。チームは逆転負けで好投は実らなかったものの、大谷に対しては見逃し三振、中直で2打数0安打に抑えた。