阪神との強化試合で2本塁打

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表は6日、「カーネクスト　2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」として行われた阪神戦に8-1で勝利した。「3番・DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平投手は2本の3ラン本塁打を放つ大活躍。大谷フリークで知られる米国のアナリストは、1発目を見たある人物の反応に注目。「ドでかい笑顔。素晴らしい」と紹介している。

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　大谷が侍1号を放った3回、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストであるベン・バーランダー氏が注目したのは、衝撃の一発をベンチで見届けた恩師の表情だった。片膝をつきながらバックスクリーン右に運び、一塁ベースを回った直後にカメラに抜かれた栗山監督は、ニッコリと朗らかな笑みを浮かべて二刀流に視線を送っていた。

　日本ハム時代に監督と選手の間柄だった2人。自軍の選手として久々に躍動する大谷の姿を嬉しく思う気持ちにあふれていた。ベン氏は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニが日本代表のユニホームに戻ってきたのを見るのは純粋にとてもクールだ」「満員の観客はマジで熱狂している」などと記したほか、「ミスター・クリヤマサンがドでかい笑顔を浮かべている。素晴らしい」と栗山監督の表情にも注目していた。

　ベン氏は続く投稿で、栗山監督と日本で記念に撮影した2ショットを公開。「ミスター・クリヤマは今ショウヘイ・オオタニが二刀流選手である理由だ。彼は日本時代の元監督で今はWBCでまた彼の監督をしている。彼は地球上で最も親切な人間の1人だ。数か月前、日本への素晴らしい旅の途中で私は彼に会った」と紹介していた。