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井上尚弥のPFP世界3傑入りの理由 4戦連続王者撃破の「勢い」でクロフォードを凌駕

ボクシング界で最も権威ある米専門誌「ザ・リング」が16日、全階級のボクサーを格付けした「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」を更新。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)が順位を1つ上げ、自身初の世界3傑に入る快挙を達成した。同誌の格付け評議会では伝説の名勝負となったWBSS決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦に対する評価が二分する形となったが、井上の「勢い」が評価されたという。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

リング誌が井上の世界3傑入り舞台裏を明かす

 ボクシング界で最も権威ある米専門誌「ザ・リング」が16日、全階級のボクサーを格付けした「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」を更新。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(大橋)が順位を1つ上げ、自身初の世界3傑に入る快挙を達成した。同誌の格付け評議会では伝説の名勝負となったWBSS決勝のノニト・ドネア(フィリピン)戦に対する評価が二分する形となったが、井上の「勢い」が評価されたという。


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「議論の末にナオヤ・イノウエの名声は輝く」と題し、リング誌は井上の世界3傑入りを特集した。「11月7日のノニト・ドネア戦のスリリングな判定勝利に対して2つの観点が存在した」と指摘。過去5試合で2敗していた36歳の大ベテラン相手にフルラウンドの死闘を演じたことに対し、評価が分かれたという。

 前回まで3位だった元スーパーライト級4団体統一王者で、現WBO世界ウェルター級王者テレンス・クロフォード(米国)という猛者を抜いての世界3傑。「異論があるかもしれない部分も納得がいく」と指摘する一方で、クロフォードの過去2戦の対戦相手の実力を考慮し、バンタム級転向後の4試合で世界王者を倒し続けてきた井上の「勢い」がクロフォードを凌駕したと分析している。

 記事では、様々な格付け評議委員の声を紹介している。アンソン・ウェインライト氏は「ナオヤ・イノウエは4位に残留だ。彼とドネアの輝ける奮闘だった。このファイトから彼は学んだと思う。逆境に直面した初の試合だったと思う。PFP上位に相応しいハイスタンダードだった。トップ4は僅差だ」と主張した。

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