NZ指揮官「最後の試合をいいものにするチャンスが目の前にある」

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会は27日、横浜国際総合競技場で準決勝の第2試合を行い、世界ランク3位のウェールズと同4位の南アフリカが激突。南アフリカが19-16で勝ち、決勝進出を決めた。敗れたウェールズは11月1日の3位決定戦（東京スタジアム）でニュージーランドと激突する。

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　ニュージーランドは前日26日のイングランド戦に7-19で敗れ、史上初の3連覇が消滅。一夜明けたこの日、ハンセンHCは「まだ傷は癒えていない。国中がそうだと思う」と語ったが、3位決定戦に向け「このチームで戦うのはこれが最後。その試合をいいものにするチャンスが目の前にある」と意欲を燃やしていた。

　ウェールズは過去に2度3位決定戦に出ており、87年大会は勝って3位。11年大会は負けて4位。今回は勝てば32年ぶりの3位となる。泣いても笑っても今大会は残り2試合。最後まで国の威信をかけた見逃せない戦いとなる。