日本は13日にスコットランドと決戦、史上初の8強入りに必要な条件とは

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会は12日、福岡・東平尾公園博多の森球技場で日本と同じA組の世界ランク4位・アイルランドが同15位サモアを47-5で下し、3勝1敗で決勝トーナメント進出が確定。ボーナスポイントを含めた勝ち点5を獲得し、通算勝ち点16で暫定首位に浮上した。

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　A組は、アイルランドが勝ち点16で暫定首位に浮上し、1試合を残す日本が同14で2位、スコットランドが同10で3位。サモア、ロシアは敗退が決まっていた。日本は13日にスコットランドと最終戦を予定。勝ち点が同じ場合は直接対決の結果が優先されるため、アイルランドに勝利している日本は、勝つか引き分けで1位通過が決まる。

　日本は敗れても突破の可能性は残る。スコットランドがボーナスポイントなしで勝った場合は勝ち点14。日本は7点差以内の敗戦、もしくは4トライ以上を獲得すれば、ボーナスポイントが1つ加わり、勝ち点15で2位通過が決まる。

　ただし、スコットランドがボーナスポイントを獲得して勝った場合は勝ち点15。日本は7点差以内の敗戦＆4トライ以上をともにクリアすれば、ボーナスポイントが2つ加わり、勝ち点16で8強入りが確定。アイルランドと勝ち点で並ぶが、日本は直接対決で勝利しているため、1位通過となる。

　日本にとっては負けるにしても、スコットランドに4トライを与えず、接戦に持ち込むことで突破の可能性が広がる。A組1位なら20日にB組2位の南アフリカ、A組2位なら19日にB組1位のニュージーランドと準々決勝（ともに東京スタジアム）で対戦する。

【最終戦、日本の決勝トーナメント進出条件】
勝つか引き分け
7点差以内の負け、スコットランド3トライ以下
4トライ以上を奪って負け、スコットランド3トライ以下
7点差以内の負け、日本4トライ以上