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W杯に幻滅、渦巻くFIFA巡る論争へ「よく言った」 元日本監督の決断に世界喝采「最初の人物となった」

日本サッカー協会は28日、元日本代表監督の岡田武史氏が24日付で副会長を辞任したと発表した。突然の行動と残したコメントに、海外の関係者やメディアから驚きの声が上がっている。

岡田武史氏(2022年撮影)【写真:SportsPressJP/アフロ】
岡田武史氏(2022年撮影)【写真:SportsPressJP/アフロ】

日本協会副会長を辞任…W杯での対応「受け入れることができず」

 日本サッカー協会は28日、元日本代表監督の岡田武史氏が24日付で副会長を辞任したと発表した。突然の行動と残したコメントに、海外の関係者やメディアから驚きの声が上がっている。

 岡田氏は辞任のリリースで「私はこれまで、スポーツは高潔であるべきだという信条のもと、その社会的価値を大切にしてきました。しかし、今回のFIFAワールドカップをめぐる一連の対応については、私自身の信条との間に大きな隔たりがあり、それを一人のスポーツマンとして受け入れることができず、このたびの決断に至りました」とした。

 今夏の北中米ワールドカップでの過度な商業主義や、レッドカードを受けた米国代表選手が「1年の執行猶予」という不可解な扱いでそのまま出場を続けたことなどが背景にあるとみられる。

 これに「オカダはよく言った」とエールを送ったのが、オーストラリアのスポーツチャンネル「スタン・スポーツ」でキャスターを務め、元代表選手でもあるクレイグ・フォスター氏だ。

 自身のXで「サッカー日本代表をワールドカップで2度率いた監督が、サッカー界の非倫理的な現状は行き過ぎていると口にするほど、事態が悪化していることの表れでもある」と岡田さんの発言に同調。「その結果、サッカー界の衰退のスパイラルは加速し、競技そのものがさらに損なわれることになる」「どこかの時点で、より多くの人々が立ち上がらなければならない。そうでなければ、変化など決して起きない」と、続く要人が現れるのを期待しているようだ。

 またドイツの国際放送局「DW スポーツ」も、公式Xで岡田さんの辞任とともに、その理由を「近年のFIFAをめぐる論争への対応が、自身の価値観と衝突したことを理由に挙げている」と伝えた。「FIFAおよびジャンニ・インファンティーノ会長に対する世界的な批判が渦巻くなか、オカダは『完全に自身の意志により』役職を辞任した最初の人物となった」と、こちらは岡田氏の決断に驚いているようだ。

(THE ANSWER編集部)



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