「トップクラスの資質」驚異の大逆転Vに衝撃 張本智和のポテンシャルに中国脱帽「絶体絶命から…」
卓球のアジア選手権で、男子シングルスの金メダルに輝いた張本智和(トヨタ自動車)に、中国メディアから賛辞が寄せられている。

アジア選手権の男子シングルス、決勝で中国のカットマン破る
卓球のアジア選手権で、男子シングルスの金メダルに輝いた張本智和(トヨタ自動車)に、中国メディアから賛辞が寄せられている。
25日にウズベキスタンで行われた決勝で、世界ランキング3位の張本は66位の李天陽を3-2で下した。中国メディア「解放日報」は「張本智和、中国の若手のカットに圧倒されかかるも逆転で優勝 その強さはどこに?」という記事を掲載した。
試合は張本が2ゲームを失ってからの大逆転。記事も「アジア卓球選手権の決勝に初めて進出した若手の李天陽は絶好調で、カットマンとして機敏で変化に富んだプレーを見せ、第1ゲームでは11-1の大差をつけた」と報じ、試合後に張本が中国語で残した「序盤は李天陽のカットにうまく対応できなかった、彼のラバーは韓国のカットマンとまったく違い、回転の強弱の変化が非常に大きく、最初は馴染みのない回転のリズムに翻弄されてしまった」というコメントを紹介した。
ただ張本の真骨頂はここからで「しだいにそのカットの回転の法則やボールの落下点の特徴を把握し、攻撃の成功率も着実に上げて、ラリー戦での優位性を徐々に高めていった」と修正の過程を紹介。その後2-2の最終ゲームも「張本がまず7-2としたが、李天陽も負けじと粘りを見せ、7-7の同点とした。その重圧の中、張本智和は数々の大舞台を経験してきた選手らしい落ち着きを発揮し、勝負どころでポイントをしっかりとものにし、最終的に3-2で劇的な逆転勝利を収めた」と伝えた。
記事は今大会の張本を「たびたびフルゲームの苦戦を強いられ、キム・ミンヒョク、馮翊新、李天陽の3人と最終ゲームまで戦う“生きるか死ぬか”の激闘を繰り広げた。頻繁に最終ゲームまで戦うことになった自身の状況について、張本は冷静に、深く理解している」と分析。本人の言葉を紹介した。
「多くの人は、最終ゲームの1点の差だと思うかもしれないが、7-7、8-8、9-9という重要な局面の一球は、数か月、数年の練習や数多くの大会での経験が支えている」
決勝で張本と戦った19歳の李天陽を「ダークホースとして最後まで勝ち切ることはできなかったが、初出場のアジア卓球選手権で男子シングルスの決勝に進出し、トップ選手を相手に果敢に攻め、粘り強く戦って、確かなポテンシャルと才能を示してみせた」と称える一方、アジア選手権連覇を果たした張本を「卓越した修正能力、大舞台にふさわしい成熟したメンタル、積み重ねてきた経験を武器に、絶体絶命の中から試合をひっくり返して逆転勝利を収め、トップクラスの卓球選手が持つべき資質を見せてくれた」と絶賛している。
(THE ANSWER編集部)
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