足元でワンバウンドする「えげつない」スライダーに米ファン仰天

　米大リーグ、レッドソックスの奪三振王クリス・セールの凄まじい変化のスライダーが驚愕を呼んでいる。打者の足に当たりそうな軌道で、ワンバウンドするボールで空振り三振を奪った1球を、MLBが動画付きで公開。ファンからは「えげつない」「成人指定するべき」などと反響の声が上がっている。

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　2017年には308Kを奪うなど、2度の奪三振王に輝いたセールの宝刀が冴え渡った。23日（日本時間24日）のレイズ戦。2回無死。4番ガルシアへのフルカウントからの6球目だ。セールが投じたのは81マイル（約130キロ）のスライダー。打者の手元で大きく変化すると、右打者の内角低めへ急激に切れ込んでいく。

　そしてワンバウンドするくらい落ちるボールに、ガルシアのバットは止まらない。見事に空振り三振を奪って見せた。

　この1球にMLBは脚光。動画付きで投稿すると、ファンからは「えげつない」「この球はなに？」「なんてこった」「ナイス」「本当にえげつない。成人指定するべき」などと驚きをコメントしていた。

　セールは今季は4勝9敗と黒星が先行しているが、この試合では奪三振ショーを展開している。