地元の期待を背負って戦った23歳「本当に素晴らしい経験だった」

　テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドンは4日、男子シングルス2回戦で世界ランク7位の錦織圭（日清食品）が同55位キャメロン・ノリー（英国）に6-4、6-4、6-0でストレート勝ち。そっくりさんの出現でも話題を呼んでいたが、地元期待の若手ノリーは素直に脱帽している。英紙が報じている。

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　地元の期待を一身に背負って、センターコートに立ったノリー。23歳のホープは第1セットで先にブレークするなど優位に立ったが、中盤以降でミスが目立ち始め、ストレート負け。それでも、今後のテニス人生の糧となる経験ができたと、ノリーは前向きに試合を振り返っている。

　英紙「テレグラフ」によると、ノリーは錦織から「インスパイアされた」と語っているという。

「今日、ケイのリターンは信じられないものだった。あんな風にリターンされたことはなかった」「本当に素晴らしい経験だった。状況にそこまで動じなかった。より良い選手になる必要がある。トップの試合ができ、インスパイアされた」

　ノリーは錦織のリターンを「信じられないものだ」と称賛。センターコートで錦織のようなトッププレーヤーと対峙した経験から、大きな収穫を得た様子だ。