コレアの超美技に最強右腕もバンザイ「バーランダーの反応はプライスレス」

　米大リーグで最強右腕も大興奮のビッグプレーが生まれた。三遊間に飛んだ打球をダイビングで好捕し、すぐさま立ち上がって最深部から一塁へダイレクト送球。圧巻の強肩を披露し、マウンド上の味方投手も思わず声を上げた瞬間を、MLBが動画付きで公開すると、米ファンから「MLB最高のショート」「非現実的！」と驚きの声が上がっている。

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「バーランダーの反応はプライスレスだ」の声も上がった。アストロズの遊撃手カルロス・コレア内野手が演じた超美技だ。10日（日本時間11日）、レンジャーズ戦の0-0で迎えた3回先頭だった。グスマンが捉えた打球を三遊間を襲う。鋭い反応で飛びついたのがコレアだ。体を精一杯に伸ばし、左手のグラブでなんとか捕球。ただ、本当に凄かったのはここからだ。

　飛びついた反動でそのまま起き上がると、ほぼノーステップで右腕をぶん回した。三遊間最深部から放たれた送球は不十分な体勢から投げたとは思えないほど鋭く、一塁手のミットにノーバウンドで届いた。間一髪でアウト。これにはマウンド上のサイ・ヤング賞右腕バーランダーもバンザイからガッツポーズを炸裂。思わず声を上げ、チームメートを称えていた。

　MLB公式インスタグラムは「カルロス・コレアは毎夜、我々を驚嘆させる」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。現地実況席も大興奮で伝えた挙げ句、最後は「オッホホホ～」と笑いに似た感嘆の声を上げ、驚きを抑えられないようだった。映像を観た米ファンからも喝采のコメントが続々と寄せられている。