カブスが1試合8発のチーム新、初回に連発の鈴木とPCAの行動に注目

　米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手は4日（日本時間5日）のカージナルス戦に「3番・DH」で先発出場し、初回の第1打席で先制の24号ソロを放った。カブスはこの試合、1試合8本塁打という球団新記録で11-3と大勝。鈴木が試合中、同僚のピート・クロウ＝アームストロング外野手と喜び合う様子に、日本のファンから「いい映像すぎて涙出てきた」と感激の言葉が上がっている。

　ベンチの奥深くで笑顔がはじけた。カブスは初回、鈴木とクロウ＝アームストロングの連続アーチで2点を先制。鈴木はベンチに戻ってきたクロウ＝アームストロングを満面の笑みで迎えた。胸を手で突き、体をぶつけて喜び合うと、ヘルメットに手をやってスッポリ脱がせた。

　ナ・リーグ中地区首位を走るチームを引っ張る2人が見せた“儀式”を、カブス地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」が公式Xに動画で公開すると、日本のファンからも次々にコメントが集まった。

「かわいいかわいいかわいい最高」
「PCAと鈴木誠也、ほんとに最高ですわ…」
「いい映像すぎて涙出てきた」

　MLB公式サイトによると、1876年から存在するカブスはこの日、2つの球団記録を更新した。1つは1試合8本塁打、もう1つは3回までに6本塁打。最後に1試合7本塁打を記録したのは、2023年8月1日（同2日）のレッズ戦だったという。