敵地ロッキーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2打数1安打2四球の4出塁で、先発した山本由伸投手の7勝目をアシストした。前日の試合でまさかの発言をしていた敵地実況席からは、またも“大谷愛”溢れる発言が飛び出している。

　3試合連続安打で出塁すると、マンシーの高々と上がったフライを野手が見失い落球する間に生還するなど、要所で活躍を見せた大谷。試合前にはブルペンでフォームを確かめながら投球練習を行っていた。これに反応したのが、MLB公式のロッキーズ地元中継で解説をつとめたジェフ・ヒューソン氏だ。

　前日の試合後には「私はオオタニの大ファンなんだ！　子供が見ているかのようになってしまう。でもどうしようもないんだ！　彼が打つたびにみんな大興奮だ」と告白していたヒューソン氏。この日も実況のドリュー・グッドマン氏から「次の登板では2イニング投げるそうです」と水を向けられると話し始めた。

「ショウヘイは今日、ブルペン投球していました」と試合前の投球練習を見守った事を明かすと、続けて「あれを見れたのはワイルドだった。彼はユニコーンだ。ロボットだ」と興奮気味に賛辞を送っていた。

　試合前にも、前日の打撃について触れたヒューソン氏。グッドマン氏の「ショウヘイは5打数1安打だったが、あと2本ホームランを打つところだった」という発言を受け、「彼の最初の2本より、最後に打ったホームランが一番弱かったと思う。最後のではなくて、あれらがホームランになるべきだったと思う。でも、ただショウヘイの強さがよくわかった」と、こちらでも大谷のファンのような発言を繰り返すなど、すっかり虜になっているようだ。