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MLBに現れた新怪物、デビュー即5者連続K 65年間で初…22歳の剛球に米仰天「えげつない」

新たに米大リーグに現れた剛腕がファンに衝撃を与えている。レッズのチェイス・バーンズ投手は24日(日本時間25日)、本拠地ヤンキース戦に先発。大リーグデビューから5者連続三振を奪うなど、5回3失点ながら8奪三振の力投。球界を代表する打者を手玉に取った鮮烈投球が話題を呼んでいる。

ヤンキース戦で登板したレッズのチェイス・バーンズ【写真:ロイター】
ヤンキース戦で登板したレッズのチェイス・バーンズ【写真:ロイター】

24年ドラフト全体2位チェイス・バーンズ投手

 新たに米大リーグに現れた剛腕がファンに衝撃を与えている。レッズのチェイス・バーンズ投手は24日(日本時間25日)、本拠地ヤンキース戦に先発。大リーグデビューから5者連続三振を奪うなど、5回3失点ながら8奪三振の力投。球界を代表する打者を手玉に取った鮮烈投球が話題を呼んでいる。

 並居る強打者のバットが次々と空を切った。バーンズは、先頭グリシャムへの初球を挨拶代わりの98マイル(約158キロ)のストレートでデビューを飾ると、その後も100マイル(約160キロ)を超える直球を連発し、2者連続空振り三振。続く主砲ジャッジに対しては、カウント1-2と追い込んでから、切れ味鋭い外角のスライダーで空振りを奪い、最高の立ち上がりを演じた。

 続く2回もベリンジャー、ゴールドシュミットを連続三振。チザムに右安打を許したものの、続くボルピも三振に切ってとり、6つのアウト全てを三振で奪った。MLB公式のサラ・ラングス記者は「チェイス・バーンズは、少なくとも球団拡張した1961年以降、MLBデビュー戦で最初の5人の打者から三振を奪った初の先発投手である」と快挙を伝えている。

 4回にソロを浴びるなど3点を失ったものの、5回を投げ切り6安打3失点8奪三振でマウンドを降りたバーンズ。MLB公式Xが「第一印象はかなり良いのでは? チェイス・バーンズはMLBデビュー戦で、三振で最初の6つのアウトを記録した」と称えると、現地ファンからもコメントが殺到した。

「悪くないな」
「チェイス・バーンズは信じられないインパクトを与えた!」
「嘘だろ!!」
「この男はえげつない球をもっている」
「チェイス・バーンズ、非現実的だ」
「本当に最高だ。彼は前にも成し遂げたように振舞っている」
「この選手は特別だ」
「チェイス・バーンズのおかげで、私はヤンキースの試合を観るようになった」
「え、待って、なにごと? ということは、レッズが素晴らしいことができる可能性があるってこと?」

 22歳のバーンズは、ウェイクフォレスト大学在籍時の昨年のドラフトで全体2位に指名された有望株。この日は、味方が7回に3点差を追いつき、勝ち負けはつかなかった。

(THE ANSWER編集部)

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