大谷がSNSで公開

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が受け取った出産祝いが話題だ。20日（日本時間21日）の本拠地ナショナルズ戦後、自身のSNSで感謝の意を示したが、日米のファンからは「赤ちゃんグッズで釣ろうとしている」とのジョークも飛び交うほどだった。

　大谷は今年4月、真美子夫人が第1子となる長女を出産したことを報告している。今回インスタグラムのストーリー機能で報告したのは、同じロサンゼルスを本拠地とするレイカーズからの贈り物。黄色と紫のバスケッ トボールが詰められているほか、手紙も添えられている。

　ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏がレイカーズを買収し、オーナーに就任すると複数の米メディアが報じるなど、何かと関係性の深い両チーム。SNS上では、大谷がレイカーズのユニホームを着用した合成画像が出回り、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「『ショウヘイには手を出さないで』。それが私のメッセージだ。彼らには十分なスーパースターがいる。彼はそっとしておいてくれ」と会見で茶目っ気たっぷりに語っていた。

　何でもできる大谷をレイカーズが“引き抜く”のではないかとの冗談がファンの間で広がるなどの流れもあり、今回の粋な贈り物にもネット上で日米のファンがジョークを飛ばして反応した。

「彼は2ウェイだけでなく2つのスポーツでもアスリートになれるのか？」
「レイカーズはオオタニを赤ちゃんグッズで釣ろうとしている」
「彼らはオオタニを迎え入れようとしている」
「（長女の）将来はバスケ選手にってことかなw」
「奥様バスケ選手だったからこういう交流は嬉しいでしょうね」

　大谷は今季ここまでナ・リーグ最多の25本塁打をマーク。16日（同17日）のパドレス戦では、663日ぶりに登板も果たしている。20日のナショナルズ戦に、大谷は「1番・DH」で出場。3打数1安打2四球1打点で、6-5の勝利に貢献した。