2大会連続で錦織を破ったホルカシュのドロップショットに脚光

　テニスのBNPパリバ・オープンは12日（日本時間13日）、男子シングルス3回戦で世界ランク67位のホベルト・ホルカシュ（ポーランド）が世界ランク7位の錦織圭（日清食品）に4-6、6-4、6-3で逆転勝ち。2月のドバイ選手権2回戦に続いて、2大会連続で錦織を倒した22歳の新鋭が披露した見事なドロップショットをATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。海外ファンから喝采を浴びている。

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　22歳にして熟練の妙技を見せつけた。第1セットの第4ゲーム。ホルカシュのサービスからのラリー。錦織のバックハンドに対して、ホルカシュは前に出ながら絶妙なタッチでネット際に落とした。これには錦織も追いつけない。卓越した技術を誇る世界7位から一本取った格好となった。

　このセットは錦織に取られたが、第2、3セットと強烈なサービスとストロークを武器に連取。2時間4分の激闘を制した。

　見事なドロップショットを決めるシーンを、テニスTVが動画で公開。すると、海外ファンからは「ブラボー」「よくやった！」「素晴らしい」「ポーランド・パワー！」「2試合ともホルカシュの方が上だった。おめでとう！」などと喝采が上がっていた。

　このまま“ケイ・キラー”として君臨していくことになるのか。まずは今大会でのホルカシュの躍進に注目だ。