敵地ロイヤルズ戦

　米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が10日（日本時間11日）、敵地ロイヤルズ戦に「3番・DH」で先発し、初回の第1打席で24号2ランを放った。打球速度117.9マイル（約189.7キロ）、飛距離469フィート（約143メートル）の超速特大弾。MLB公式も「ジャッジがボールを完全に消し去った」と驚愕した様子で伝えている。

　球場が騒然となる一発だった。初回1死一塁で迎えた第1打席。ジャッジは先発左腕キャメロンの内角へのフォーシームを豪快に引っ張った。打球速度117.9マイルであっという間に左翼席に飛び込む飛距離469フィートの今季24号2ラン。味方も呆然と頭を抱えたり、両手を広げたまま立ち尽くしたりするほどの衝撃弾だった。

　MLB公式Xは「117.9マイル　469フィート　アーロン・ジャッジがこのボールを完全に消し去った！」と驚愕した様子で映像を投稿。米実況席も「ジャッジは止められない！　止まらない！」「アンビリバボー！」と驚きの声を漏らした。

　26本塁打でMLBトップに立つマリナーズのカル・ローリー捕手と2本差。ドジャースの大谷翔平投手と23本塁打で並んでいたが、ジャッジが一歩前に出た。