JVAの人気企画「ALL FOR」

　8日（日本時間9日）までカナダ・オタワで行われたバレーボールのネーションズリーグ（VNL）女子予選ラウンド第1週で、日本は失セット0の4連勝と絶好のスタートを切った。世界との戦いが始まり、注目を浴びているのが日本バレーボール協会（JVA）公式YouTubeチャンネル。代表活動を送る選手たちの舞台裏も公開されている。

　女子日本代表の始動日から、ドキュメンタリーで公開されているJVAのTEAM CAM「ALL FOR」。練習はもちろん、アクバシュ新監督との個別面談、ミーティングなどの舞台裏が記録されている。主将・石川真佑の25歳誕生日を祝うサプライズもあり、石川はケーキに立てられたろうそくの火を吹き消し「こうして皆さんとバレーボールができることを嬉しく思います。これからもよろしくお願いします」と嬉しそうだった。

　VNL開幕前の5月22日、代表のキックオフ会見では23歳の野中瑠衣が話題になった。選手が一人ずつ意気込みを語る時間にマイクを受け取ると突然、決めポーズ付きで「かわいいだけじゃダメですか？」と一言。8人組アイドルグループ「CUTIE STREET」の大人気曲にちなんだ挨拶を披露したが、恥ずかしそうに手で顔を覆った。

　野中は当時、取材に対して「裏で『やれ～』ってなって。最初は小島（満菜美）選手と話していて、その後に宮部（藍梨）選手が流れを作ってくれた。こういう時にはわりとやらされやすいかもしれないです（笑）。めちゃくちゃ緊張しました」と語っていたが、この「ALL FOR」内でもそのやり取りの一部と見られるシーンが映っている。

　YouTubeのコメント欄には「控室で、小島選手がそそのかしてたんですね」「若手主体のチームいいねー」「淑乃さんおもろい」「皆さん頑張ってください」などと様々なコメントが集まっていた。