西武などで251勝、東尾修が75歳で下した判断

　プロ野球の世界で通算251勝を挙げ、名球会入りも果たした大投手が、75歳の誕生日をもって自動車の運転免許を返納したことにファンから賛辞が殺到している。「スゴい決断ですよね」「素晴らしい行動だと思います。全国の方へとどけ」とコメントが寄せられた。

　この決断を下したのは、プロ野球の西武などで通算251勝を挙げた東尾修氏。75歳を迎えた5月18日の誕生日に免許を返納する様子を、娘でプロゴルファー、タレントの東尾理子が自身のインスタグラムで公開している。

　東尾氏が警察署を訪れ、自主返納の記念証を受け取り笑顔を見せるまでを4枚の写真で公開。「父、75歳の誕生日で、免許証を返納しました。運転経歴証明書の為に、証明写真撮って。いろんなモードがあるんですね」「撮り直しても、さほど変わらなかったけど　笑笑　一応ベストだと思われる写真を持って警察署へ　手続きする事10分。無事に返納完了」「今までは息子や娘達の送迎をしてもらってたけど、これからは私がじぃじの足になってあげる番だね」と、ユーモラスに状況をつづっている。

　これにはファンから、驚きや称賛の声が多数寄せられた。

「流石の決断ですね　見習います」
「スゴい決断ですよね」
「返納も、立派な勲章　金メダルみたいなものですよね」
「素晴らしい行動だと思います。全国の方へとどけ」
「大したものです、もっとアピールお願いします」
「まだ若いと思う年での返納はすごいー！」

　免許の自主返納は社会的にも注目されており「私も75歳で返納しようと考えています　背中押して下さりありがとうございました」などと、自分に置き換えた声も多かった。