ヤクルト―ソフトバンク戦

　プロ野球・ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が衝撃的な奪三振ショーを披露した。6日のヤクルト戦（神宮）に先発し、試合開始から3回まで四球1つだけの無安打投球。しかもアウト9つは全て三振で記録しており、ネット上も騒然となった。8回まで投げて3安打無失点と快投。球団新記録の18奪三振をマークした。

　誰も打球を前に飛ばせない。モイネロは初回先頭の赤羽から153キロの速球で空振り三振を奪うと、2番中村もチェンジアップで空振り三振。2死からオスナに四球を与えたものの、ここから驚異の7者連続三振だ。キレのある直球、縦に大きく割れるカーブも冴え渡り、3回までに奪った9つのアウトは全て空振り三振だった。

　X上のファンも衝撃を受けた様子。「エグいて何この人」「3回で9奪三振ってすげぇな」「いや、本当にすごいわ」「なんんんんんんんにこれこのカーブ」「おいこれ何が起きてんだよ」「プロ同士でこんなことなるか」などと騒然となっていた。

　モイネロは4回先頭の中村を左飛に打ち取り、初めて三振以外でアウトを奪取。続くオスナから空振り三振を奪い、この日早くも2ケタ＆先発全員奪三振を達成した。この回はサンタナに初安打を許すも、5回は再び3者三振。勢いは衰えず、8回まで投げて18奪三振の快投だった。