敵地ガーディアンズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、敵地ガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発出場。4回にメジャー単独トップの20号2ランを放つなど3打数1安打2打点で9-5の勝利に貢献した。年間58発ペースの裏では意外なデータも。ファンからは「そろそろ見たいんだが」「去年の8月みたいになってる」と声が上がっている。

　2-0の4回2死一塁。大谷は外寄りの初球を強振した。逆方向へ高々と上がった打球は、長い滞空時間の後に左翼席に着弾。3試合連発の今季20号になった。自己最多の54本塁打を放った昨季は、20号に到達したのはチームが75試合を終えたところ。今季はそれより20試合も早い、55試合目での到達となり、シーズン58発ペースとなっている。

　5月に入って13本目の本塁打で早くも量産態勢に突入。一方で、ネット上の日本人からは「ホームランしか打ってないやん」といった声が上がっている。ロードに出た23日（同24日）のメッツ戦からこの日までの5試合、大谷は23打席で18打数4安打5四球。4安打のうち3本が本塁打で、それ以外の安打は23日の第4打席の単打1本だけ。その間の打率は.222で、現在.296と3割を切っている。

　2試合連続先頭打者アーチを含む3試合連発、と派手な活躍だが、日本人ファンからは「HR以外のヒットがない！大谷さんは不調でもHR打つからわからん」「大谷さんヒット打って欲しいなぁなんかホームランしか打ってない去年の8月みたいになってる」「大谷ってここ数日ホームラン以外のヒット打ったっけ？」「昨年もホームランは出てるけどヒット出なくて打率下がったときあったよなー」といった声が上がっている。