ソト凱旋を迎えたヤンキースファンの行動

　米大リーグのメッツは16日（日本時間17日）、敵地ヤンキース戦に2-6で敗れた。昨オフ、プロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドル（約1147億円＝当時）でヤンキースから移籍したメッツのフアン・ソト外野手が凱旋。古巣ファンはそろって背中を向ける痛烈な“仕返し”をお見舞いし、米ファンから「くだらねー」「俺は好きだけどね」とコメントが上がった。

　右翼の守備に就くソトを出迎えたのは、盛大なブーイングだけではなかった。ヤンキースタジアムの外野に陣取る熱狂的なファンたちは、ソトが向かってくると背中を向け、グラウンドから目をそらした。グラウンドから目に入るのは、ファンが着ているユニホームの背番号ばかり。その中には昨季ソトがつけていた「22」もあった。

　米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門番組「トーキン・ヤンクス」が公式Xに動画を公開。「フアン・ソトがグラウンドに出ると、ブリーチャー区画全体が背を向けた」と紹介すると、米ファンからは様々な反応が並んだ。

「くだらねー」
「幼稚だ」
「俺は好きだけどね」
「笑ったよ」
「1シーズンしかいなかったじゃないか」
「ヤンキースファンは哀れだな」
「大人だろ」
「いやいやちょっと待て」

　史上最高額で移籍したソトは「2番・右翼」で先発。2打数無安打で今季打率は.252にとどまっている。