大飛球も…広いDバックスの本拠地に阻まれる

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。初回に中堅フェンス直撃の二塁打を放った。この打球は試合を行っているチェイス・フィールド以外では高確率で本塁打になった当たり。米記者が紹介している。

　先発左腕のロドリゲスから放ったのは、飛距離423フィート（約129メートル）、打球速度107.9マイル（約173.6キロ）という大飛球。ただ、広いダイヤモンドバックスの本拠地に阻まれ、フェンス直撃の二塁打となった。

　大リーグの公式統計サイト「ベースボール・サバント」によると、この打球はここアリゾナのチェイス・フィールドと、デンバーのクアーズ・フィールド以外の28球場なら本塁打になっていたはずだという。

　大谷は第2打席でも左中間を破る適時二塁打。これも374フィート（約114.3メートル）の大飛球だった。

　米カリフォルニア州地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」のブレイク・ハリス記者はXに「ショウヘイ・オオタニの二塁打：28/30本塁打　フレディ・フリーマンの犠牲フライ：12/30本塁打　笑」と投稿。初回にセンターへ犠飛を放ったフリーマンの当たりも402フィート（約122.5メートル）飛んでおり、メジャー30球場のうち12球場で本塁打になっていたことも説明した。