今季ホームラン量産も

　米大リーグ・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が1日（日本時間2日）、故障者リスト入りすると米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者がXで報じた。「マイク・トラウトが骨挫傷のためIL入り」と伝えている。

　4月30日（同1日）の試合中、3回の第2打席では二ゴロで全力疾走。クロスプレーになりそうな中で、懸命に左足を大きく伸ばしながら一塁を駆け抜けていた。直後は痛みを訴えるようなそぶりは見せていなかったものの、4回の打席で代打を送られていた。

　このシーンは米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門Xが「これが4回表に代打で出場したマイク・トラウトのこの試合最後の打席の様子」とつづって映像を公開していた。米ファンからは「彼は健康体ではいられないのだ」「そんな……」「マジかよ、まただ。早くよくなってくれ」「ワオ……彼は本当にツイてない」「ガラスの男だ」といった声が上がっている。

　トラウトは今季、打率.179だが、ここまでリーグ2位の本塁打9本と量産。昨年も怪我に泣き29試合出場にとどまったが、またも離脱となる。米地元放送局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・ウエスト」で公開されたタイガース戦後の会見でロン・ワシントン監督は「彼は骨挫傷があり、ILに入ることになる」「重大なものではない、ただ彼には休息が必要だ」と重傷については否定的な見方をしている。