25歳のワークマンがDFAに

　米大リーグ・カブスは23日（日本時間24日）、25歳のゲージ・ワークマン内野手に対し、メジャー出場前提となる40人枠から外す措置（DFA）を取った。今年デビューを果たした若手有望株だったが、ここまで打率.214、OPS.553と振るわず。前日のドジャース戦では失点に繋がる2つの失策を犯したばかりだった。

　25歳の新人に非情通告がなされた。2020年のドラフトでタイガースから4巡目指名を受けたワークマン。今年3月の東京シリーズのロスターにも入って来日し、同29日（同30日）の敵地ダイヤモンドバックス戦で待望のメジャーデビューを果たした。しかし、ここまで9試合の出場で打率.214、OPS.553にとどまり、この日、DFAとなった。

　今永昇太投手が先発した22日（同23日）の本拠地ドジャース戦では、初回に先頭の大谷翔平投手の三ゴロを弾くエラー。4番・エドマンの3ランに繋がった。今永が勝ち投手の権利を持ったまま降板し、7-5で迎えた7回無死満塁の場面でもT・ヘルナンデスの三塁線上のゴロを捕球できず。痛恨のミスは5失点に繋がり、今永の3勝目も消滅してしまった。

　米イリノイ州地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は「カブスがゲージ・ワークマンをDFA。ニッキー・ロペスと契約する」と題して報道。「ワークマンは今季わずか14打数3安打、6三振だったが、火曜日のドジャース戦で際立ったように本当の問題はフィールド上にある」と守備難を指摘した。