ボードが揺れるほどの超美技に会場熱狂、実況は「ハチムゥゥラ～！」

　バスケットボール男子の全米大学体育協会（NCAA）は21日（日本時間22日）、ゴンザガ大がペパーダイン大を92-64で下し、破竹の17連勝を飾った。八村塁は23得点と躍動。前半にボードを揺らすほどの豪快な両手スラムダンクを叩き込んだ瞬間を大学公式ツイッターは動画付きで紹介し、現地実況も「ファンも大喜びだ！」と大興奮となった。

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　八村の勢いが止まらない。会場を沸かせたのは前半残り16分だった。右サイドから味方のノーベルが切り込み、中央へ。相手のマーク2人を引き付けると、ゴール下でフリーになった八村へ巧みにパスした。すると、ここで背番号21が魅せる。ボールを両手で持って跳び上がると、そのままリングへ叩き込んだ。

　そればかりか、掴んだリングで反動をつけるようにして体重を乗せ、ボードを揺らしたほど。これには会場も大盛り上がり。八村の顔を切り抜いた巨大ボードを掲げて喜ぶファンもいた。さすがの役者ぶりだった。

　すかさず、ゴンザガ大公式ツイッターは実際のシーンを動画付きで公開。現地実況も「ハチムゥゥラ～！」と絶叫し、「ファンも大喜びだ！」と大興奮で伝えていた。この日は23得点をマークし、チームを破竹の17連勝に導いた八村。1位指名候補に挙がる6月のNBAドラフトに向けてもアピールを続けている。