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セリーナ、大坂との全米雪辱戦は幻に… 敗退に米落胆「つまり、再戦はなくなった」

テニスの4大大会・全豪オープンは23日、女子シングルス準々決勝で世界ランク4位の大坂なおみ(日清食品)が同7位エリーナ・スビトリナ(ウクライナ)を6-4、6-1で下して4強進出。一方、同16位セリーナ・ウィリアムズ(米国)は4-6、6-4、5-7で敗れ、大坂との全米オープン決勝以来となる対戦は実現しなかった。セリーナの躍進を期待していた米メディアは「つまり、オオサカとの再戦はなくなったのだ」と幻となった全米雪辱戦に落胆している。

セリーナ・ウィリアムズ、大坂なおみ【写真:Getty Images】
セリーナ・ウィリアムズ、大坂なおみ【写真:Getty Images】

プリスコバに大逆転負け、波紋を呼んだ全米決勝の再戦ならず

 テニスの4大大会・全豪オープンは23日、女子シングルス準々決勝で世界ランク4位の大坂なおみ(日清食品)が同7位エリーナ・スビトリナ(ウクライナ)を6-4、6-1で下して4強進出。一方、同16位セリーナ・ウィリアムズ(米国)は4-6、6-4、5-7で敗れ、大坂との全米オープン決勝以来となる対戦は実現しなかった。セリーナの躍進を期待していた米メディアは「つまり、オオサカとの再戦はなくなったのだ」と幻となった全米雪辱戦に落胆している。


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 セリーナがまさかの形で姿を消した。最終セット、5-1とリードして迎えた第7ゲームでマッチポイントを握りながらブレークを許すと、足をひねった影響もあったのか、一気に6ゲームを献上。大逆転を許し、惜しくも敗れた。それでも、悔しさを押し殺すように気丈に振る舞い、ファンの声援に左手を挙げて応えながら、ロッド・レーバー・アリーナを去った。

 大会公式ツイッターはそんな印象的なシーンを画像付きで公開。「彼女は帰って来る」と記し、来年は38歳になるセリーナがまた全豪のコートに立つことに期待を込めた。ただ、躍進を期待していた米メディアにとって敗退はもちろん、準決勝で実現するはずだった大坂との全米オープン決勝の再戦が幻になったことも落胆の要因の一つになってしまった。

 米大手放送局「CNN」は「セリーナ・ウィリアムズは全豪オープンで敗れた。つまり、オオサカとの再戦はなくなったのだ」と見出しを打って特集。「セリーナの24度目のグランドスラムはお預けを余儀無くされた。そして、ナオミとの再戦も」と記し、敗退とともに大坂との対戦がなくなったことを無念な様子で伝えた。

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