初戦突破の錦織を仏紙がレポート「マナリノに快勝」

　男子テニスのパリ・マスターズは31日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク11位の錦織圭（日清食品）は同46位のアドリアン・マナリノ（イタリア）に7-5、6-4でストレート勝ち。3回戦進出を決めた。ATP公式中継サイト「テニスTV」は錦織が決めたドロップショットに脚光を浴びせ、動画で公開。ファンの称賛を集めていたが、開催地フランスメディアも勝利をレポートしている。

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「アドリアン・マナリノ、ケイ・ニシコリに敗れる」と題して試合の詳細を伝えているのはフランス紙「レキップ」だった。

「初顔合わせとなった2回戦の試合は、ケイ・ニシコリがアドリアン・マナリノに快勝した」と錦織が安定した試合運びで97分で勝利したことを伝えている。

「ニシコリは16強入り。次戦はウィーンの決勝で敗れているケビン・アンダーソンと対戦する。ニシコリにはロンドン・マスターズ出場のチャンスが残されており、そのためには最低でも準決勝まで進まなければならない」

　年間ポイント上位8選手による「Nitto ATPファイナルズ」出場へ一歩前進したが、出場を決定づけるには4強以上が求められることも紹介している。