KKT杯バンテリンレディス

　女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディスは12日、熊本・熊本空港CC（6518ヤード、パー72）で開幕した。初日はツアー1勝の26歳・永井花奈が3番でホールインワンを達成。ツアー2度目のエースを含む1イーグル、3バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの75で回り、3オーバーの68位。出遅れたが、会心の一打は「ナイスショットだった」と振り返った。

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　復調の兆しが見える一打だった。1、2番の連続ボギーの後の3番パー3。167ヤードから6UTで放った第1打は、ピン手前3メートルに落ちてカップインした。「見えていなくて、良いところに飛んだなと思っていた。後から言われて知りました」。ホールインワン賞として賞金20万円（提供：株式会社熊本県民テレビ）を獲得。人生5度目、ツアー通算2度目のエースに「ナイスショットだった」と胸を張った。

　2017年10月の樋口久子 三菱電機レディスで初優勝。今季は6戦中、予選通過は2回と苦戦している。この日も6ボギー、1ダブルボギーを叩き、「難しいセッティングに上手く対応できなかった」と悔しさをにじませた。一方で「良くなってきている部分もある。不安な部分を払拭できたら予選通過もできるので、諦めずに頑張りたい」と前を向いた。

　第2日は10番スタートで17番までに1ボギー。通算4オーバーで暫定70位にいる。