開幕直前…制服身に着けチキンを売る姿に注目

　米大リーグ、ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が“バイト”としてファーストフード店のカウンターに立ち、話題となっている。ベッツは2021年から12年総額3億6500万ドル（約552億8000万円）の契約を結んでおり、今季年俸は2500万ドル（約37億8600万円）とされている。スーパースターの驚きの行動に米国のファンからは「馴染んでるな」「どのポジションも守れるね」と驚く声が集まった。

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　どこからどう見ても店員そのものだ。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式X（旧ツイッター）は、ベッツが青いキャップとTシャツの“制服”を身に着けて、チキンフィンガーを主力商品とする米国のファストフードチェーン「レイジング・ケーンズ」のレジに入っている動画を紹介した。

　内外野の複数ポジションをこなすだけでなく、ファーストフード店のレジまで見事に守ってしまう守備範囲の広さが「レイジング・ケーンズに入ってムーキーがレジやっているのを想像してみて」と題された動画で紹介されると、米国のファンからは様々なコメントが寄せられた。

「馴染んでるな」
「どのポジションも守れるね」
「誰も気づかなそう（笑）」
「何でもできるな」
「ドジャースファンじゃないけど、これはクールだね」
「一般人に見えるね」

　これはチャリティーの一環で行われた。米カリフォルニア州地元局「KTLA」の報道によると「レイジング・ケーンズ」は対価として、都市部の学校にスポーツプログラムを提供するベッツの財団「5050ファンデーション」に10万ドル（約1500万円）の小切手を贈るという。