選手会も認識「何らかのミス」が存在

　今季からメジャーリーグで採用されているユニホームが、ファンからの大批判を浴びている。全チームで一括採用のため、大谷翔平投手の所属するドジャースも例外ではない。21日（日本時間22日）に行われたフォトデーで、試合用のユニホームを着用して撮影を行ったものの、ズボンに入れたシャツがくっきり浮き出ている。これにファンから「何で透けるズボンをはいてるんだ？」「耐えられない」とのコメントが寄せられた。

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　米紙「ニューヨーク・ポスト」は「ナイキ・ファナティクスの大失敗MLBユニホーム、最新の失態はショウヘイ・オオタニのズボン」という記事を掲載した。このユニホームは大手スポーツ用品メーカーのナイキがデザインし、ファナティクスが製造した。ただキャンプインから評判が良くなく、報道が増えるにつれ悪化しているのだという。

　大谷のユニホーム着用写真についても「ショウヘイ・オオタニが全身ドジャースのユニホームを着用した初めてのポートレートは、透けるズボンを履いているように見える」と酷評。MLBが公式インスタグラムで公開した、山本由伸投手と並ぶ写真には、ファンからも厳しい言葉が相次いだ。

「ズボンがひどい。ファナティクス恥ずかしい」
「この新しいユニホームの素材のひどさは狂ってる」
「このシースルー感は耐えられない。37度超の夏に彼らはズボンの下にショーツを履くんだろうな…」
「メジャーでシースルーズボン…何が起きたのか」
「彼らの下着が見える」
「このズボンはとんでもないな」
「このズボン最悪。レギュラーシーズンに着用したりしないよね？」
「なんで透けるズボンを履いているんだ？」

　ドジャースに限ったことではなく、記事は「カール・ローリー捕手の映ったマリナーズの動画では、彼のズボンに下に履いているパンツの色がはっきりと見えているのだ」と指摘。さらに大リーグ選手会の専務理事であるトニー・クラーク氏がユニホームに対する“不満”を明かし、今年の製品には「何らかのミス」があったと断言したと伝えており、今後の対応が注目される。