「僕は彼女がチャンピオンになるセンスを備えていると思う」

　記事ではこう伝え、フェデラーの大坂評を紹介している。

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「僕はインディアンウェルズでの勝利が彼女を別の大きなタイトル獲得に向けた手助けになったと思っている。僕は彼女がチャンピオンになるセンスを備えていると思う。大きな舞台ではシャイさを見せることもない。インディアンウェルズは世界でも2番目に大きなコートで全米オープンは最も大きい」

　フェデラーは、大坂が3月のBNPパリバ・オープンを制したことが飛躍のきっかけになったと分析。グランドスラムに次ぐプレミアマンダトリー格の大会で強豪を続々撃破してツアー初V。そこでつかんだ自信に裏付けられて、メンタル面での不安定さを克服したことが全米オープンにつながったとしている。

「彼女はその両方の大会で成功した。そして勝者のメンタリティーを示した」

　グランドスラム20度制覇のレジェンドも認める大坂の“勝者のメンタリティー”。今後の更なる飛躍を予感させる。