強烈ミット打ち披露

　ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者の井上尚弥（大橋）は、26日に東京・有明アリーナでWBA＆IBF世界同級2団体統一王者のマーロン・タパレス（フィリピン）と4団体統一戦を行う。米興行大手・トップランク社は、敵地に乗り込むタパレスの最新トレーニング映像を公開。海外ファンからは「勝つチャンスは1％しかないぞ」と厳しい声も寄せられている。

　決戦まであと13日。上半身裸で短パン姿のタパレスは、リング上で「シュッシュッシュッ」と声を出しながらシャドーボクシングを披露した。

　背後の赤コーナーには、なぜか白いマスクを被せられたマネキン。右手に刃物のようなものを握らされている。タパレスは続いてミット打ち。強烈な右フックを叩き込みながら「ヤァイ！」と叫んだ。腹筋は割れ、肩と腕の筋肉も盛り上がっている。

　トップランク社は「日本の冬がもうすぐ始まる」と記して実際の動画を公開。井上有利と見る海外ファンが多く、映像には改めて「イノウエはKO勝利と2階級での4団体統一で年間最優秀選手の地位を固めるだろうね」「悪いけど、タパレスが勝つチャンスは1％しかないぞ」「彼は良い選手だけどモンスターは異次元だ」とコメントが寄せられていた。

　また、日本のファンからは「タパレス絞れてるし調子良さそうだね」「とりあえず肩の状態もかなり良さそうなので安心した」と状態の良さに注目する声も。

　さらには「後ろのマイケルみたいなのが気になって調子がわからない」「タパレスうしろ！うしろー！ww　しかし痩せたな。肉を削ぎ落としたっていう意味の肉切り包丁なのかな？」と赤コーナーの謎のマネキンに注目するコメントも寄せられていた。