ドジャースのレポーターが地元ラジオ局で発言「引く手あまたな25歳」

　プロ野球・オリックスからポスティング制度を利用してメジャーリーグに挑戦する山本由伸投手の注目度が米国で高まっている。移籍先の有力候補に挙げられるドジャースのレポーターは「私の理解では、彼は大のドジャースファンで、ぜひドジャースで投げたいと思っている」との情報を披露。同地区ライバルのジャイアンツなどとの争奪戦を予想している。

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　エンゼルスからフリーエージェント（FA）となった大谷翔平投手に次ぐ、今オフの目玉選手として注目されている山本。米メディアでは、2億ドル（約298億円）超えの大型契約での争奪戦が予想されている。米専門局「MLBネットワーク」でドジャースのレポーターを務めるデビッド・ヴァセイ氏は、カリフォルニア州地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」の専門番組「ドジャートーク」に出演。山本を「引く手あまたな25歳の日本人右腕」と紹介した。

　同氏は、ウィンターミーティングが開催される12月4～7日（日本時間5～8日）頃に大谷の契約が決まるとの関係者の見通しを紹介。「その時に、かなりの動きが発生するだろう」として、山本の契約も同じタイミングで動き出すと予想した。

　有力候補として「ドジャース、ジャイアンツ、2つのニューヨークのチーム（ヤンキースとメッツ）」の4球団を挙げた同氏。詳細は明かさなかったものの、「私の理解では、彼は大のドジャースファンで、ぜひドジャースで投げたいと思っている。ヤマモトはドジャースに目をつけている」と発言した。

　続けて、「彼がジャイアンツかドジャースと契約することは想像できる」と、前述の4球団の中でも西海岸の2チームを最有力と予想。「古き良きライバルがヤマモト獲得に向けて競い合うことになる」と西地区の名門球団が争奪戦を繰り広げると見通した。