海外記者のインタビューで日本ファンに感謝

　プロ野球・中日で2022年の最優秀中継ぎ投手に輝いたジャリエル・ロドリゲス投手が、全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者のインタビューに応じた。同記者が自身のX（旧ツイッター）に映像を公開。ロドリゲスは「世界中のどこにいても、中日を応援している。彼らは、既に僕の心の一部になっているからだ」などと語っている。

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　キューバ出身のロドリゲスは2020年から中日でプレー。来日3年目の2022年には56試合に登板して6勝2敗39ホールド、防御率1.15の好成績で最優秀中継ぎ投手に輝いた。2023年も中日でプレー予定で、WBCにキューバ代表で参加したが、メジャー球団との契約を目指し亡命したと海外で報じられ、今季中日で登板することはなかった。NPBは今月6日付で自由契約選手として公示され、「球団による契約解除」としていた。

　今月、ドミニカ共和国でメジャー球団に向けたトライアウトに臨んだとも報じられているが、ロメロ記者のインタビュー動画の中でロドリゲスは「ひたすら練習していたよ。プレゼンテーションの日が来ることを念頭において、熱心に練習を続けていた。この日が来るまで、神様の助けと家族、兄弟、僕とずっと一緒にいてくれた友人たちのおかげで、この日を迎えることができた。おかげさまで全てがうまくいったと思う」とここまでの経緯について話している。

　中日ファンに対しては「日本から僕を追ってくれている熱狂的なファンには、感謝しかない。僕を一面で扱ってくれて、いつも僕を応援してくれて、文字通り、常に僕と一緒にいてくれた。これからも僕のベストバージョンを期待していて欲しい。100％、僕は感謝しているし、これからも、世界中のどこにいても、中日を応援している。彼らは、既に僕の心の一部になっているからだ」と感謝を口にしている。