米男子ツアー・ZOZOチャンピオンシップ初日

　日本開催の米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップは19日、千葉・アコーディアG習志野CC（7079ヤード、パー70）で開幕した。2021年大会覇者の松山英樹（LEXUS）は初日、1イーグル、2バーディー、3ボギーの69で回り、26位スタート。14番パー5で正確無比なショットを披露し、イーグルを奪取するなど見せ場を作った。2013年マスターズ覇者のアダム・スコット（オーストラリア）は松山の“素顔”の一端を公開。ジョークを交えながら「ヒデキとは強い絆がある」と信頼を寄せている。

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　2オーバーと苦戦していた中で生まれた松山のスーパーショット。グリーン面が見えない14番パー5の第2打を強振すると、ボールはグリーン中央に着弾し、カップまで1メートルの位置につけた。3打目を難なく沈めてイーグル。これでイーブンパーに戻すと、18番でバーディーで奪い、アンダーパーで初日を終えた。

　PGAツアー公式X（旧ツイッター）が公開した動画では、スコットが松山について語っていた。「彼は素晴らしい食べ物をチームルームに持ってきてくれる笑」「アダム・スコットは、インターナショナルチームでヒデキ・マツヤマが素晴らしいチームメイトである理由を語る」とつづった内容。実況席から「ヒデキはインターナショナルチームルームではどんな感じなの？」と男子ゴルフの大陸別対抗戦プレジデンツカップでの様子を聞かれたスコットはこう答えた。

「ああ、彼は素晴らしい食べ物をチームルームに持ってきてくれる。私たちはよく食べるんだ、ありがとう、ヒデキ」

　こんなジョークに実況席は爆笑。しかし、その後にスコットは「ヒデキとは本当に強い絆があるんだ」と強調。「プレジデントカップでは何回も組んでいた。誰もがヒデキとプレーしたいと思うべきなんじゃないか。彼はとても堅実だ。本当に今後のチームリーダーの一人だ」とブレ―ぶりだけでなく、松山の人間性も絶賛していた。