井上尚弥は「全てにおいて危険だ」 英の重量級王者も称賛、評価は“カネロ”超え
ボクシングのバンタム級の頂上決戦ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に出場するWBAバンタム級王者・井上尚弥(大橋)は1回戦(10月7日・横浜アリーナ)で元WBA世界スーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦する。
英国の名王者トニー・ベリューが独自のPFP選出、井上を7位に
ボクシングのバンタム級の頂上決戦ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に出場するWBAバンタム級王者・井上尚弥(大橋)は1回戦(10月7日・横浜アリーナ)で元WBA世界スーパー王者のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と対戦する。
「The Monster」の異名で知られる日本最速3階級王者は米ボクシング専門誌「リング」の「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で6位にランク付けされるなど、世界的にその強さは知れ渡っているが、WBC世界クルーザー級名誉王者のトニー・ベリュー(英国)が自身のPFP10傑を発表。そこでは11階級も下の軽量級の井上を7位に選出している。
2015年に公開されたボクシング映画「クリード」でライトヘビー級王者リッキー・コンラン役を演じたイングランドの英雄は、衛星放送「スカイ・スポーツ」の特集に登場。アジア勢で唯一「NAOYA INOUE」を7位に挙げている。
「シャープさやフォームなど、全てにおいて危険だ。WBSSのバンタム級で彼は試されるだろう。4ラウンド以上に渡ったら(あなたの)お金は彼の元に渡るはずだ」
ベリューは独特の表現で“モンスター”の実力を高く評価した。