Wヘッダー第1試合で初完投＆初完封

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が27日（日本時間28日）、敵地でのタイガースとのダブルヘッダー第1戦に「2番・投手」で投打同時出場。9回1安打無失点と好投し、メジャー初完投＆初完封で今季9勝目をマークした。111球＆8奪三振の力投で、メジャー通算83登板目で初めて9回を投げ切った。日本時間では早朝2時10分開始だった試合。早起きして見ていたファンからは「完封はエグい」「気持ちよく仕事行けるわ」などと興奮の声が上がっていた。

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　大谷がダブルヘッダー第1戦で価値あるメジャー初完封だ。4回までは打者12人を無安打、6奪三振に封じる完璧な投球。5回先頭のカーペンターに中前打を打たれてこの日初安打とされるも、直後のビアーリングを三ゴロ併殺打に仕留め、5回まで打者15人で終えた。6回1死からこの日初めての四球を与えるも、続くハースをまたも三ゴロ併殺打。そのまま9回まで投げ切り、渡米6年目、メジャー通算83登板目で初完投＆初完封を達成した。

　この一戦を早起きして観戦していたツイッターの日本人ファンも大興奮。「完封はエグい」「昨夜早寝して早起きした甲斐があった！」「気持ちよく仕事行けるわ」「伝説見届けられてよかった！」などと書き込まれていた。

　与えた四球は計3つ。打っては5打数無安打だったものの、ハードなダブルヘッダーで第1戦を1人で投げ切った。右手中指の爪が割れたことやマメの影響もあり、直近の3登板では計15失点と本来の投球を見せられないでいたが、復活の投球となった。