9日のドラフトで全体11位指名

　米大リーグは9日（日本時間10日）にドラフトが行われ、大谷翔平投手が所属するエンゼルスは1巡目（全体11位）でフロリダ・アトランティック大のノーラン・シャヌエル内野手を指名した。地元紙に対し「マイク・トラウト、ショウヘイ・オオタニらとともにプレーしたい」と意気込みを語っている。

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　左打ちの一塁手シャヌエルは、今季59試合に出場して19本塁打を放った強打者。打率も.447をマークしている。エンゼルスは昨年のザック・ネト内野手に続き、2年連続で野手の1順目指名となった。

　米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、「エンゼルスのドラフト1巡指名ノラン・シャヌエルはザック・ネトの急上昇の再現を熱望している」との見出しで記事を掲載。指名を受けた後のシャヌエルのコメントを伝えた。

「これ（ドラフトされること）は人生の夢だった。エンゼルスに入団出来て、その夢は10倍も良いものになった。とてもワクワクしている。準備万端だ。今日飛び立つ準備はできているよ」

　夢のメジャーに向けて気持ちを高ぶらせているシャヌエル。エンゼルスでは昨年のドラフト1位、ネトが1年目からメジャーデビュー。デトマーズ、ジョイスら若手ながら戦力となった選手が近年多い。「ネト、ジョイス、トラウト、ショウヘイ・オオタニらとともにプレーしたい。彼らのチームメイトになって前進していきたい」と闘志を燃やしている。