ネーションズリーグで日本がブラジルに勝利

　バレーボールのネーションズリーグは22日、フランスで男子の日本―ブラジル戦が行われ、日本がフルセットの末に3-2で勝利。開幕7連勝となった。五輪を3度制覇している強豪ブラジルに公式戦で勝利するのは1993年以来、30年ぶり。21得点の高橋藍は、快挙直後に英語でインタビュー対応。日本のファンからは「堂々としていて気持ちいい！」「英語も喋れるとか、最高かよ」と称賛されている。

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　興奮気味に答えた。強豪ブラジル相手にフルセットまでもつれた一戦。17-16で日本がマッチポイントを迎えると、最後は高橋がスパイクを放ち、ブロックアウトで試合を決めた。勝利の直後、高橋は英語で場内インタビューに答えた。現在の心境を聞かれると「信じられません」と回答。「ブラジル戦のためにたくさんのトレーニングを積んできた。今日は全力を尽くせたので良い試合ができました」と白い歯をこぼした。

　30年ぶりにブラジルを破る快挙。「相手には素晴らしい選手たちがいるので、自分たちのバレーをしようと心がけました。まだ若いチームですから、まだまだ成長していかなければいけません。とにかく、今は信じられないような気持です」と歓喜した。終始興奮冷めやらぬ様子で、一言一言丁寧に言葉を繋げていた。

　スイスのバレーボール専門メディア「バレーボール・ワールド」公式ツイッターが実際の動画を公開。日本のファンからは「英語も喋れるとか、最高かよ」「しっかり英語でインタビューに答えるのがかっこいい」「堂々としていて気持ちいい！」「英語でインタビューエライ！」「高揚冷め切らぬまま英語でインタビューされて、こんだけ英語で受け答えて喋れたら大したモンだよね」「英語頑張れるモチベです」「珍しく感極まってる！」と反響が寄せられいた。

　高橋は日体大に所属しながら海を渡り、イタリア・セリエAでプレー。海外経験が豊富だ。西田有志も昨季までイタリアでプレーした他、石川祐希も2014年から海外で活躍しており、以前より国際化が進んでいる。